最近のNHKドラマ、攻めています!

最近のNHKのドラマを拝見していて、攻めてるな、と感じます。

少し前の、松坂桃李さん主演の「今ここにある危機と僕の好感度について」は、都内の大学を舞台にした、ブラックコメディでした。

主人公の元アナウンサーにして大学の広報担当者の好感度最優先振り、大学を牛耳る理事たちの隠蔽体質などを皮肉たっぷりに、ユーモラスに描いていました。

今季のNHKドラマの初回拝見して、「お?」と思ったのが、「オリバーな犬」という作品です。

予備知識も、何も無い状態で初回を拝見し、警察犬を演じるオダギリジョーさんと、彼のお世話係の池松壮亮さんの掛け合いが楽しく、2回目以降も視聴を決めました。

このドラマ、発案、脚本、監督をオダギリジョーさんが担当し、伝説の警察犬の血を引く現役警察犬オリバーを、オダギリジョーさん自身が着ぐるみで、演じています。

予備知識無しで拝見していますので、この先どんな展開になるか、ドキドキしながら観続けるつもりです。

ドラマ内では、警察犬担当の部署の人々のほか、スーパーボランティア、特殊詐欺に合うおばあさん、反社と繋がる夜の店、ガチのその筋の方々などなど、登場人物は多彩です。

そして、よく見ると演者さんが、豪華!

池松壮亮さんの上司役には、麻生久美子さん、國村隼さん。

スーパーボランティアは、佐藤浩市さん。

反社の若者の中には、永山瑛太さん。

その筋の方として、松重豊さんと、民放ドラマなら主役、準主役を張れる方々が次々、画面に登場します。

「松重豊さん、怖っ」などと思いながら、鑑賞していたら、あっという間に初回を見終えていました。

着ぐるみの警察犬なんて、ふざけてるの?と思ってしまいますが、ドラマ内で起きている事件は現代の世相を反映していて、今後の展開が気になります。

松坂桃李さんの「今ここ」でも感じたことですが、最近のNHKドラマの内容は、ユニークというか、結構、攻めてるな、と思います。

これからも楽しみに拝見していこうと思っています。