今日は、静岡駅前のホテルアソシア2Fの日本料理店・華雲さんで、母とランチしました。
「旬菜小会席(松茸釜飯)」というコースです。
事前に、インターネットで、予約をしていました。
「敬老のお祝いのランチです。母が足が良くないので、テーブル席でお願いいたします」とメッセージを寄せて。
最初に出てきたのは、前菜盛り合わせです。
さんまを焼いたもの、銀杏、小松菜のおひたし、エビのはさみ焼き、、、、という内容です。
楓の葉が添えてあり、季節を感じさせます。
そして、前菜の器を下げた後、テーブルの上には、下から火で加熱されている、お釜が置かれました。
30分後に、炊きあがるとのこと。
次に出てきた「造り盛り合わせ」(お刺身の盛り合わせ)は、うっかり、画像を取り忘れました。
ブルー&ホワイトの器に、お造りの赤、白、ツマの緑が映えて、美しいお料理でした。
お造りをいただいた後に出てきたものが、こちら、「サーモン幽庵焼き」です。
「幽庵焼き」とは、醤油、酒、ミリンを1:1:1であわせ、柚子の輪切りを加えて作った漬けだれ「幽庵地」に魚の切り身や鶏肉などを数日間漬けこんだ後、焼いたものだそうです。
今日の幽庵焼きは、サーモンでした。
シメジを包むような形で焼いてあり、とても、上品な味でした。
次は、天ぷら。
ワサビ塩でいただきます。
サクッと衣が、香ばしく揚がっていて、ワサビ塩でいただくのは、初めてでしたが、美味しかったです。
テーブルの上に、セッティングされた、お釜は、私たちが、こうしたお料理を美味しくいただいている間、ずっと、加熱されていました。
そして、お吸い物と香の物が運ばれて、お店の方が、お釜の蓋をとり、炊きあがった松茸釜飯を、ほぐしてくれました。
自分でよそって、いただきます。
お焦げの香ばしい匂いが、食欲をそそります。
松茸の香りも、ふんわりと伝わってきます。
全体に、お料理が小ぶりで、少量だったのは、母には、お気に入りポイントになったようでした。
母、松茸釜飯を、全部、食べられるかと危惧していましたが、その心配は杞憂でした。
自分で、よそって、完食してくれました。
秋を感じさせる、お料理の数々、目にも美しく、味も上品で味わい深く、堪能しました。
最後の水菓子は、わらび餅と果物でした。
私は、わらび餅粉を買ってきて、自分でも、わらび餅を作るのですが、冷蔵庫で冷やす過ぎると、硬めの食感になるのが悩みでした。
こちらのわらび餅は、水の中でプルンとしているものを、自分ですくって、黄な粉や黒蜜に入れていただきます。
柔らかく、プルンとした食感に、やはり、プロの仕事は違うな、と思いました。
今年の敬老の日は、9月18日の月曜日でしたから、10日ほど、遅れてのお祝いです。
母は、最近、杖を使うようになったものの、毎週、月曜日には、静岡市平和資料センターに、ボランティアスタッフとして、活動しに出掛けて行きますし、家事も、私と分担してくれます。
こんな風に、二人で、出掛けて、ランチをいただけるのも、母が元気でいてれるお蔭です。
私が、夜、寝る前に、母の足を揉んでいるのも、少しは役に立っているのかもしれません。
秋の日、二人で、美味しいランチをいただけたこと、感謝です。
この後、私たちは、母の実家のお墓参りをしました。
母方の祖父母と、若くして亡くなった叔父に、まずは、「いつも、お見守りいただき、ありがとうございます。」とお礼を心の中で、申し上げました。
そして、「母を、姉を、皆さまをお守りください」とお願いしました。
これからも、母が元気で長生きしてくれますように。
それでは、また、ブログでお会いしましょう!