ため込み体質からの脱却を目指しています。

DSC_1209.JPG画像は、ソルボンヌの花を飾った、我が家の玄関です。記事の内容とは、あんまり関係なくて、ごめんなさい。

さて、私は物持ちが良いのが長所で短所であるとの自覚があります。

遠く、四十年前近い、中学生の頃、父が京都で買ってきてくれた、西陣織の布張りの小物入れが、鏡台の上で健在だったりしますので。

そう、ものを大切にしなさいと、明治生まれの祖母に叩き込まれただけあって、「いつかは使えるかもしれない」と、きれいな包装紙や、リボンなどを後生大事に取ってあるのです。

包装紙は、今、裁縫をする際の、型紙の用紙として活躍していますので、無駄なため込みではなかったようですが、基本的に、ものが捨てられない人なので、部屋の片づけをしても、一週間後には、なんだか、部屋の印象がゴチャっとしてしまうんですね。

このほど、私は、世にいう断捨離に目覚めました。

使わなくなって久しいものを、捨て始めています。

5年間着なかった服を捨てるのは、私としては非常に、服に申し訳ない気持ちですが、これも、良い気を呼び込むため、と心を鬼にして捨てています。

そして、さらに、私は、人間関係も見直してみました。

つながることを良しとする、ネット社会に生きていますが、実は、私は、人とつながりたい願望の薄い人間です。

ひとりでいる時間を大切にしたいのです。

友人は、少数でよいから、心から信頼できる人がいてくれれば良いと思っています。

タロットカードでいうと、「隠者」のイメージを、自分に重ねることがありますね。

これまで、お付き合いしてきた人でも、時間にルーズだったり、何か違和感を感じる方には、こちらから連絡を差し上げないことにしました。

はなはだ、身勝手に思われることでしょうが、違和感を感じたり、理不尽に時間を浪費せざるを得ない相手を、容認することで、人生を無駄にしていると思うのです。

人生は、短く、やりたいことは山ほどあります。

かかわることで、負をいただく相手には、さよなら、という選択をしました。

それによって、結果的には、新しいご縁をいただき、私の選択は間違っていなかったようです。

ため込み体質は、物だけでなく、人に対しても、影響があり、そうやってため込んだ、負の人間関係は、人生を後退させてしまいます。

清算することには、痛みも伴いますが、その痛みを甘んじて受け入れ、自分のまわりをすっきりさせる価値は、おおいにありそうですよ。

それでは、皆様、おやすみなさい。