タロットは怖い?

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私が占い師として生きていこうと、思ったきっかけは、とても、心ひかれるタロットカードと出会ったことでした。

それが、画像の、カードです。

学習研究社刊の「正統カバラタロット占術」(斉藤啓一著・安久津和巳画)です。

伝統的なタロットの何たるかも知らない頃の話ですから、私にとって、タロットカードといえば、「カバラタロット」でした。

ところで、占いに興味のある方でも、「タロットカード占いは、怖い」とおっしゃられる方が多いのに、驚きます。

映画や、ドラマの中で、タロットカードが、不吉な暗示を与えるものとして、描かれることが多いせいかとも思います。

確かに、タロットカードの中には、「死神」「悪魔」「塔」「吊るされた人」などの、一見して試練を連想させるものがありますね。

タロットをよく知らない方でも、これらのカードが出たら、絵柄を見ただけで、不安になってしまうかもしれません。

でも、ご存じでしょうか?

「死神」には、再スタートという意味だってあるのです。

「塔」には、試練を経て目覚めるという意味もあります。

そう、タロットカードは、決して不吉なものではありません。

むしろ、どうして良いかわからない、混乱した状態の私たちに、道を示してくれる、示唆に富んだ占いなのです。

それでも、タロットカードが怖い、とお思いの方には、私が愛用しています「正統カバラタロット占術」を、お勧めします。

このタロットカードには、すべてのカードに、対極のカードが存在し、占いでカードが逆位置で出た場合にも、打開策を探ることが可能です。

タロットカードを導き手として、生きていくことは、とても心強いことだと、きっとお分かりいただけると思います。

怖がらないで、是非、「カバラタロット」を手にしてみてくださいね。