震災ドラマ「ORANGE」観て、良かったです!

オレンジ3.JPG震災ドラマ「ORANGE」、観てよかったです!

ドラマ鑑賞は、NHKに偏りがちな我が家ですが、でも、昨夜、TBS系列で放送された、震災ドラマ「ORANGE」、とっても感動的なドラマでした。

私は、過去に、同じTBS系列で放映された「ルーズヴェルト・ゲーム」を観て以来、若手俳優の工藤阿須加氏のファン状態なのですが、今回、このドラマに、彼が出演すると知って、早速、予約録画した次第です。

「ルーズヴェルト・ゲーム」のときは、野球選手の役でしたが、今回は、消防隊員の方を演じていました。

そう、思わず、「消防隊員の方」と敬意をこめて、表現したくなる、そんなドラマでした。

私は、数年前、会社勤めをしていたとき、帰宅途中に、地下道へ降りる階段を踏み外し、右足首を複雑骨折したことがあり、そのとき、消防隊員の方々に、救急車で、運んでいただいたことがあります。

幸い、頭などは打っていませんでしたから、話ができる状態の私のことを、無線で、「意識は清明」と、伝えていらっしゃるのを聴いて、「そういう風に言うんだ」と思ったことを覚えています。

さて、今回のこのドラマ、「テレビ未来遺産 ORANGE ~1.17 命懸けで闘った消防士の魂の物語~」と銘打った、震災の折に尽力された消防士の方々、被災者の方々、亡くなられた方々への思いの込められた、とても感動的な内容でした。

私は、私大の出身者で、在野ということに、誇りを持っていますが、こういうドラマを拝見しますと、「官」の方々の、まっすぐな努力には、敬意を表さずにはいられません。

思えば、私の両親はともに、公立の学校の教師でしたから、「官」の人でした。

おかげで、私は、自分の親に、授業参観はおろか、入学式も卒業式も出席してもらったことはありません。

そのことを不満に思ったことは無かった私ですが、今回、このドラマを拝見して、「官」の方々の責任の重さ、仕事の厳しさに触れ、改めて、自分の両親が公務員であったことを、嬉しく思いました。

自分は、占い師という、在野も在野の仕事をしていますので、公(おおやけ)というものとは程遠いところにいる身です。

立ち位置はどうであれ、「仕事に対して、真摯でありたい」、このドラマを拝見して、強く思いました。

そんな、当たり前の、だけど、日常生活をだらだらとすごしていたら、うっかり忘れてしまいそうな、「大切な真面目さ」、というか、「きりっとした生き方」って、素敵だな、と思い、明日から、そのように生きるぞ、と思った次第です。

良いドラマは、自分の生き方を振り返らせてくれます。

ありがとうございました。