篠笛のお稽古の際、吹き終えた笛を載せるために、小袱紗をつかいます。
なので、初稽古の後、私は、呉服屋さんを何軒かまわって、小袱紗を探しました。
しかし、ふつうの袱紗はあるのですが、小袱紗は、置いてあるお店がありませんでした。
ある呉服屋さんの店員さんが、お茶道具のお店なら、あるかもしれない、ということをおっしゃり、静岡市にあるお茶道具のお店を紹介してくださいました。
そして、翌日、そのお茶道具のお店・いとおさんに電話し、小袱紗の存在を確かめたのち、実際にお店にお邪魔して、求めたのが、画像の小袱紗です。
絵柄は、宝尽くし。
私の好きな、縁起の良い絵柄です。
やや、お値段が高かったのは、宝尽くしの絵柄を織り込んであるからでしょうか?
そのお店には、さすがに、さまざまな絵柄の小袱紗がおいてあり、選んでいるとき、とても楽しかったです。
篠笛とともに、一生使うものなので、お金を出し惜しみせず、良いものを選びました。
ちなみに、小袱紗は、通常、お茶席で、お茶碗を運ぶ際、下に添えて使うとのことでした。
もし、時間に余裕ができたら、お茶も習いたいな、という気持ちが心をよぎりました。
でも、まずは、篠笛をまともにふけるようになるのが、先ですね。
毎日、習った三音を、吹いている私です。
だんだん、息が長く続くようになってきました。
良い音が出ると、部屋の空気が清められたような、すがすがしさがあります。
夕べは長唄「吉原雀」を聴きながら、休みましたが、歌詞を読みながら聴くと、いっそう、良くわかります。
とても、粋な感じの歌詞でした。
どうも、篠笛を習うということは、その「粋」という感覚を体感し、体現することも目的の一つなのかも、と思います。
まだまだ、その域には近づけませんが、一歩一歩、進んでいきたいと思います。
それでは、また、ブログでお会いしましょう!