「夏越しの大祓(なつごしのおおはらえ)」という行事は、日本古来のものです。
通称「輪くぐりさんで」、親しまれていますね。
我が家は、非常に信心深い家なので、この大祓の神事は、毎年、欠かさず行ってきました。
そして、どうしても無理という場合でない限り、浅間神社の輪くぐりさんには、お参りしてきました。
ですから、今日も、母と、お昼頃、お参りしてきましたよ。
「大祓」は、知らず知らずのうちに犯したであろう罪や過ち、心身の穢れを祓い清めるための神事で、一年を二つに分けて、上半期の終わりにあたる六月三十日と、下半期の終わりの十二月三十一日に行います。
形代(かたしろ)と呼ばれる人型の紙に、自分の生きを吹きかけ、身体を撫でて、海や川に流すことは、過去半年間の穢れをこの形代に移して祓い去ろうとする、昔の人の進行を受け継いだものだとか。
実際には、形代を神社にて貰い受けてきて、名前と年齢を記し、上記のような動作(息を吹きかけ、身体を撫でる)をして、その形代は、神社に納めます。あとは、神社でご祈祷してくださるとのこと。
大祓の季節になると、夏が本格的にやってきたという心持になります。
そして、輪くぐりさんにお参りして、すがすがしい気持ちになって、後の半年を乗り切ろうと思います。
今日もお参りで来て、嬉しかったです。
それでは、また、ブログでお会いしましょう。