もう、大分、落ち着いてきたので、お話しできることですが、先月22日の夜、雪ちゃんが、かなり危機的状況に陥りました。
それは、私と糸の先についた、ネズミのおもちゃで遊んでいた時のこと。
ふとしたはずみで、雪ちゃんの尻尾に、ネズミのおもちゃがくるくるっと、巻き付いてしまったのです。
二回以上巻いて、巻き付いていましたので、なかなか取れません。
そのうち、雪ちゃんも、異常事態にパニックになり、走り回って、糸がプッツンと切れました。
でも、雪ちゃんの尻尾には、ネズミがくっついていて・・・。
糸が切れた拍子に、ギュッと強く巻き付いたらしく、雪ちゃんは、「フーッ」と怒り出しました。
私は、ネズミを取ってあげたくて、雪ちゃんに近づこうとしました。
しかし、雪ちゃんは、尻尾を太くして、私を威嚇します。
捕まえて、取ってあげるしかないので、さらに近づこうとすると、サッと逃げ、追いかけると家じゅうを逃げ回り、時々、こちらを向いてはフーット威嚇する雪ちゃん。
その晩は、一階と二階を二往復ほどした後、私も根負けし、応接間に雪ちゃんが入ったところで、ドアを閉め、応接間で一緒に、夜を明かしました。
雪ちゃんは、私が追いかけないとわかると、やや、落ち着いてくれ、そのうち、疲れたのか、母のライティングビューローの下で、眠りにつきました。
私は、雪ちゃんが心配だったので、ソファに横たわって、朝まで、一緒にいました。
翌日、彼をよく見たら、逃げ回った拍子に取れたらしく、もう、尻尾にネズミはついていませんでした。
以来、ネズミのおもちゃは封印していましたが、おとといから、一緒に遊ぶことにしました。
ネズミがピョンピョンすると、雪ちゃんが、目を輝かして追いかける、その感覚は、尻尾の事件があっても、消滅しませんでした。
最初は15分だけ。
次の日は20分間。
だんだん、時間を長くして、雪ちゃんの様子を見ていますが、トラウマにはなっていない様子。
今度は、尻尾に巻き付かないよう、細心の注意を払って遊んでいます。
フーッと怒った後、しばらく、私のそばに寄ってこなかった雪ちゃんですが、ここ、二、三日は、私がご飯をあげていると、再び、クンクンと鼻を、私の手にくっつけたり、前足をチョンと載せたりするようになりました。
でも、前足の肉球の感触とともに、ちょっとだけ、爪が出ているのは、「気を許しきっているわけじゃないからね」と、雪ちゃんが言っているようで、「もう、素直じゃないんだからぁ」と苦笑する私です。
雪ちゃん、これからも、いっぱい、いっぱい、遊ぼうね♪
それでは、また、ブログでお会いしましょう!