私が、大学生の頃、いろいろなレシピ本から、作ってみたいお料理を抜き書きした、「お料理ノート」の中の一品です。
かれこれ、四半世紀ほど前に書いたノートが、まだ、健在なのは、万年筆で書いたからでしょうか?
ただし、万年筆なだけに、水には弱いので、しっかり、ビニール袋に入れて、ガードしながら、お台所で見ています。
ジャージャー麺には、亡き父との思い出があります。
私が大学一年生のとき、父が上京し、私の様子を見にきてくれたことがありました。
その折、大学近くの、高田馬場で、中華料理屋に入り、父が頼んだのが、ジャージャー麺でした。
私は、そのとき、ジャージャー麺というお料理があることすら、知りませんでした。
自分が何を頼んだかは、覚えていないのですが、父が、「洋子、少し食べるか?」と、食べさせてくれた、ジャージャー麺の美味しさに、びっくりしたことを覚えています。
なので、自分でも作りたいと思い、お料理の本をひっくり返しながら、探し当て、お料理ノートに書き留めたのでした。
その頃は、インターネットで検索、というわけにはいかず、結構、探すのに苦労しました。
おかげ様で、今なお、我が家の、夏バテ防止料理の一つとして、ジャージャー麺は、頻繁に食卓に登場しています。
今夜も、美味しくいただきました。
ありがたいことです。
では、また、ブログでお会いしましょう!