一昨日の夜、NHKプレミアムの韓国歴史ドラマ「王女の男」、拝見しました。
すぐに、感想をブログアップしなかったのは、少々、仕事が立て込んでいたせいでした。
さて、この韓国で大ヒットしたという「王女の男」。
第三話を拝見して、思ったのは、「やっぱり、敵役がいまいちなせいで、ドラマがしまらない」ということ。
韓国ドラマをよくご覧になる方なら、お分かりと思いますが、ヒロインをいじめたりする、いわゆる敵役の女優さんは、ヒロインを凌ぐくらい、美しいというのがお約束ですよね。
なのに、今回のこの「王女の男」の敵役である、王女役の女優さんは、もちろん、綺麗なんですが、「美しい」という表現で形容できるかというと、?という感じです。
いつも、ツンとしているせいもあって、ちっとも魅力的に見えず、そのせいで、ヒロインだけが、いい子ちゃんで、それが、このドラマをつまらなくしているように思います。
例えば、あの有名な「冬のソナタ」の敵役、オ・チェリンは、美しいだけでなく、ヒロインのチョン・ユジンに意地悪しても、どこか、いじらしくて魅力的でした。
いい子ちゃんなヒロインのユジンより、意地悪でも直球なチェリンを、心情的には、「うん、わかるわかる」という人も多かったようですし。
そんなこんなで、いまいち、楽しめていない、「王女の男」ですが、主役の二人に関しては、以前よりも、印象が良くなって来ましたね。
ラブストーリーっぽくなってきて、せつない感じが、韓国ドラマの王道を行っていて、良いのではないかな?
韓国ドラマは、手を握るとか、そのくらいのスキンシップが、本当に、ドキドキする感じで、そのすれていない、愛情表現が、ベッドシーンばかりの、日本のドラマに比べて、上品だなと思います。
いわゆる、おばさま年齢の方々がはまっていると言われるのは、そのあたりに理由があるんじゃないかな?
品があるものを好む年齢層ってありますよね。
さて、私は、これまで、我慢して、この「王女の男」を拝見していましたが、次回を楽しみに思う気持ちが、やっと湧いてきました。
でも、NHKプレミアムの別枠(木曜日の23:15~)で、放送中の、「シークレット・ガーデン」の方が、圧倒的に面白いですね。
「シークレット・ガーデン」は、現代もの、「王女の男」は歴史もの、比べることはできないかもしれませんが。
こちらのドラマは、韓国語のままで、字幕を読まなければならない煩わしさがあるにもかかわらず、今のところ、「王女の男」を完全に、凌駕している感じですよ。
ヒロインを取り巻く男性陣が、非常に魅力的なため、目が離せない感じです。
また、ヒロインが、かわいいというより、かっこいいのが、素敵です。
もうじき、木曜日だと思うと、本当に楽しみです。
このワクワク感は、「王女の男」には、感じないものです。
シークレット・ガーデンにはまっている理由については、また、別の機会にブログアップしますね。
それでは、皆様、おやすみなさい。