おやすみなさい(男性を立てることの効用について)

4.恋人.jpg恋愛における、男女の基本姿勢の違いは、恋愛期間が長くなると、いろいろな問題を引き起こすようですね。

ややステレオタイプな解釈で、恐縮ですが、恋愛していても、自由でいたいのが男性、その人だけのものになりたいのが、女性のようです。

また、恋愛へののめりこみ方は、やや女性の方が、深いようですね。

そういった基本姿勢の違いは、やがて、亀裂を生み、二人の仲を微妙なものにしていきます。

以上は一般論として、ご賛同いただけると思われます。

しかし、過去の恋愛において、私は、縛られることに、心理的負担を負ったことがあり、やや、男性よりの基本姿勢が身についてしまった感があります。、

縛るのも、縛られるのも、遠慮したいのですね。

しかし、それは、本当に相手を心から、愛していなかっただけなのかもしれず、そう考えると、私を閉じ込めておきたかった、その男性の方が、真剣に恋愛をしていたのかもしれません。

ところで、男性に何を求めますか?と聞かれて、「優しさ」と答える女性が多いことに、私は、?と思います。

男性というのは、強く、りりしくあってほしい、そう望む私は、古典的なタイプなのでしょうか?

ただ、現代、女性が強くなり、男性が弱くなったといわれるのは、女性の側にも、原因があるように思います。

非常に古風なことを申し上げて、恐縮ですが、現代の女性の多くが、「男性を立てる」ということをしなくなったのが、原因の一つだと私は思っています。

こんなことを書くと、フェミニストの方々に、お怒りのコメントをいただきそうですが、女性が、男性を立てるというのは、美しいことだと私は思っています。

そして、女性が、敬意のこもった態度で、接することに、男性は、その女性を守ると言う気持ちで、応えるのではないでしょうか?

必然的に、守るものを持った人は、強くなりますよね。

そういう関係性は、もう、古臭く、すたれてしまったのでしょうか?

このブログを読んでくださっている女性の皆さん、騙されたと思って、ご自分のパートナーを、立ててご覧になってください。

男性を立てるということが、どういうことか、良く分からないなら、程よく、彼を頼って、応えてくれたら、感謝しましょう。

そうして、彼を、だんだん、強く、りりしい男性にしてしまいましょう。

男の人に、守られることの幸せは、私の母を見ていると、良く分かります。

亡き父が、母を、大切にしたのは、母がいつの日も、父を立てていたからではないか、と思うのです。

父は、よく、母の為に、重い物を持ってあげたりしていましたし、母は、父の好物を、よく食卓に載せました。

そういう家庭で育ったので、私は、現代の女性が、男性のような口のきき方をしたり、パートナーを立てることをしないことに、疑問を感じるのです。

さて、恋愛の基本姿勢の違いについて、書き始め、男女の間には深い淵(ふち)がある、ということを書こうとしていましたが、案外、その淵は、ヒョイッと、飛び越えられるものかもしれません。

飛び越えるのに、必要なのは、お互いを大切に思い合う心です。

世の中の、パートナーをお持ちの皆さん、是非、彼(彼女)がいてくれることに、深い感謝の心で、日々、接して見てくださいね。

幸せなカップルが、増えてくれることを願って、それでは、皆様、おやすみなさい。