おやすみなさい(死なずして生まれ変わることは可能)

今夜の「おやすみなさい」も、画像無しでお送りします。

人の一生には、節目というものがありますね。

そして、節目を迎えると、試練を伴うことが多いようです。

その試練から、逃げないで、受け止めて、乗り越えることで、人は死なずして生まれ変わるのだと思います。

天理教では、「節から芽が出る」と言って、人生の節目をポジティブにとらえますが、実際に節目を迎える本人は、辛いことの方が多いものです。

まず、環境が変わることが多いですし、人間関係が変わることもあるようですね。

そして、何より、自分の心構えが変わります。

昨日までの自分とは違った「私」になれる、大切な瞬間です。

そうしたチャンスは、人生に、そう何度も訪れはしないので、是非、節目を迎えたなら、たとえ辛くとも、新たな自分に、生まれ変わりたいものです。

生まれ変わったら、30歳であろうと、50歳であろうと、赤ちゃんですね。

赤ちゃんの何よりの素晴らしい所は、その吸収力にあります。

ただし、30歳、50歳の赤ちゃんの吸収力を阻害する要因があることは、実に残念なことです。

それは、一言で言って、「素直さの欠如」です。

逆のいい方をしますと、「素直な人は、いくつになっても新しいことを吸収して、成長できる」ということになりますね。

素直さは、非常に重要なことなのに、賢さとか、強さとか、そういう分かりやすい長所と比べて、地味ですね。

でも、素直な人は、すてきだと私は主思います。

私も、いくつになっても、素直でいたいと思います。

そして、生きている限り、成長していきたいと思います。

それでは、皆様、おやすみなさい。